歌詞
中臣鎌足の子に生まれ
藤原氏の根を深くする
朝の廊下をするりと進み
袖より長い仕事を抱える
大宝律令 仕組みを整え
国の形に物差しを当てる
律令政治の骨組みを組み
骨までかちりと音を立てる
平城京へ都が移る
碁盤のような道を数える
右へ左へくるりと滑り
政治の糸を結び直す
養老律令 言葉を磨く
出来上がってもすぐには動かぬ
先の世のため机に残し
いつか動けと巻物を閉じる
娘の宮子は
文武天皇の夫人
生まれた皇子は
後の聖武天皇
光明子もその皇子と結ばれて
縁は長い橋へと変わる
武智麻呂 房前 宇合 麻呂
四人そろえば藤原四子
南家 北家 式家 京家
後の藤原四家へと分かれる
大宝 大宝 律令の鼓動
養老 養老 次の設計
平城京で踵を鳴らし
藤原氏の根を静かに伸ばす
家は四つで根っこは一つ
袖を翻し明日へ進む
学習
藤原不比等(659~720年)は、中臣鎌足の子として生まれ、藤原氏の基盤を築いた政治家です。文武天皇のもとで701年の大宝律令の編纂に参加し、律令政治を整える中心人物となりました。710年の平城京への遷都後も政界で強い影響力を持ち、718年には養老律令の編纂を主導しました。ただし、養老律令が実際に施行されたのは757年で、不比等の死後です。娘の藤原宮子を文武天皇の夫人とし、その子が後の聖武天皇になりました。また、娘の光明子は聖武天皇の后となり、皇族以外から立后された最初の例として知られます。息子の武智麻呂・房前・宇合・麻呂は藤原四子と呼ばれ、後に南家・北家・式家・京家の藤原四家へ分かれました。法制度、都、婚姻、子孫を通じて、藤原氏が朝廷で発展する道筋をつくった人物です。
音楽とダンス
息混じりのハイテナーと鋭いシンコペーションを軸に、太いシンセベース、硬いスネア、ガラスのような打楽器を重ねたシネマティックなダンスファンクです。精密なポッピング、つま先の回転、後ろ向きの滑走、四方向へ広がる隊形移動がよく合います。
歌出家のコメント
マナブ大宝律令だけでなく、養老律令の編纂にも関わっていたと分かりました。娘たちの婚姻や藤原四子へ続く流れまで、制度と一族の広がりが結び付いているのが驚きです。



息を切るようなハイテナーに、太いシンセベースと硬いスネアが食らいつく。速すぎないのに足が勝手に動く、夜色のダンスファンクが粋じゃないか。途中の無音から一気に戻る瞬間がたまらない。



かかとを鳴らすところで肩を二回打って、そのまま後ろへ三歩すべると映える! 四人で東西南北へ散って、最後に中央へ戻る振付もぴったり。踊ってみた、元気に待ってる!



シンセベースを五弦ベースで低くうねらせ、スネアの隙間にガラスっぽい鉄琴を置くと格好いい。間奏はベースクラリネットと歪んだギターの掛け合いで攻めたい。弾いてみた、音数を恐れず投げてくれ。



制度の名前が続くと難しく感じる子も、家族の物語と一緒なら流れをつかみやすそうです。歌のリズムが、都や法律、人のつながりを思い出す小さな助けになってくれたらうれしいです。



仕組みをつくる力と、家族へ影響を残す力は、同じではないのかもしれません。子どもには、大きな成果だけでなく、その先で誰がどう生きるかまで想像できる大人になってほしいと思います。
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最終更新:2026年8月1日










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