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天草四郎

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歌詞

天草の朝 海風冷たい
空の米びつ きしむ床板
年貢はずしり 石より重い
黙れば命が 薄くなる

江戸の世 幕府は禁教を敷く
キリシタンの 祈りを追う
口を結んでも 海鳴りは言う
小さな火を 消させはしない

島原 天草 一揆の渦へ
若いこの足 ためらいながら
逃げる道より 共に立つ道
冷たい土を 踏み締め選ぶ

大勢の声が 背中を押して
一揆の真ん中 その場に立った
原城 石垣 潮風の壁
農民 浪人 声を重ねる

幕府の軍勢 外を埋める
囲みは長く 粥まで薄い
腹はぐうぐう 砲声どんどん
それでも声を 低く重ねる

小さな火を 消させはしない
小さな火を 消させはしない
朝の砲声 石垣を揺らす
煙の向こうに 朝日がにじむ

声が枯れても 唇は動く
祈りの言葉 最後までつなぐ
原城落ちる 土煙の中
この身はついに ここで倒れる

潮風だけが 石垣に残る
小さな光 海へとほどける

学習

天草四郎増田時貞)は、江戸時代の1637年に始まった島原・天草一揆で、若くして一揆勢の中心人物となった。重い年貢と、キリスト教の禁教によるキリシタンへの迫害を背景に、農民や浪人らは原城に立てこもったが、1638年に幕府軍に敗れ、四郎も命を落とした。一揆後、幕府禁教をさらに強め、1639年にポルトガル船の来航を禁じて鎖国体制を固めた。

音楽とダンス

乾いたブーンバップのドラムと低いベースが進む、中速で緊張感のあるヒップホップ。静かな足踏みと胸前の小さな手振りを刻み、重くなる反復フックで動きを大きくする。

歌出家のコメント

マナブ

重い年貢とキリシタンへの迫害が重なって、島原・天草一揆につながったと分かりました。天草四郎が原城で一揆勢の中心になったことと、その後に禁教や鎖国が強まった流れが印象に残ります。

オト

乾いたブーンバップと低いベース、腹にずしんと来る中速ヒップホップだ。抑えた若いラップが、反復フックで一気に重くなるところが効いてる。

マイ

中速のビートで静かな足踏みを二つ、胸の前で手を小さく返す動きを二つ! フックが重くなったら動きも大きくして、みんなの踊ってみたを見せてほしい!

カナデ

乾いたドラムと低いベースの隙間を残せば、言葉がもっと刺さる。終盤のフックだけ厚くして、最後は音をすっと引く。その弾いてみた、待ってる。

アイ

出来事の名前だけでなく、そこにいた人たちが何を守ろうとしたのかまで感じられると、歴史が少し近くなります。この曲が、子どもたちが背景やその後まで考える小さなきっかけになってくれたらうれしいです。

ノゾム

追い詰められたとき、何を守り、どんな手段を選ぶのかは簡単に答えられない問いだと思う。マナブにも、歴史の中の選択と代償を見つめながら、自分で考え続けられる大人になってほしい。

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最終更新:2026年8月1日

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